hirokki13のノート

英語論文抄読のまとめ

RUSIシンポジウム

RUSI(Rehabilitative Ultrasound Imaging)シンポジウム

San Antonio, TX May 8-10, 2006

Deydre Teyhen

 

理学療法士として私たちは日常的筋神経骨格系障害から随伴する運動機能障害の治療と評価を日常的に行っている。過去10年、深部筋の賦活パターンが腰骨盤の機能障害のある人とそうでない人で異なることを発見した。1,2,5-8,12 その上で運動機能障害の原因を特定して運動を処方した時、痛みや能力障害、再発に対して好ましい効果が認められています。3,4,9,11 しかし筋や軟部組織の形態、運動を行う機能、治療的介入の方法を改善するような非侵襲的な信頼性のできる妥当性のある測定手段最を確立することは難しいことが分かった。

評価や運動機能障害の治療を行う理学療法士の能力を向上させることを手助けする可能性を持っている1つの方法はRUSIを使用し患者と理学療法士の両方がリアルタイムに深部筋の形態や機能視覚的フィードバックを提供することです。超音波画像検査は1950年から医学的手段として使用されていますが、それをリハビリテーション科学のために応用したのは1980年にDr Archie YoungというOxford大学の内科医が研究を行いました。彼らの研究チームには理学療法士が含まれていました。この技術を使用した研究と臨床応用は着実に成長しましたが、これまでに国際的な会議や診察の最終決定ガイドとなるような調査計画の構築はありませんでした。10US Army-Baylor大学の理学療法博士課程プログラムが2006年5月にSan Antonioで行ったRUSIシンポジウムの主催者で、この会議では腹部、骨盤、腰背部筋のRUSI使用による診療ガイドラインやRUSIを用いた国際的な共同研究計画を発達させることが目的となりました。参加者はRUSIおよび臨床研究の分野で世界中の主要な専門家が含まれていました。シンポジウムの目的は次の通りです。

  • RUSIの標準的な筋機能の評価測定を設定し国際的な発展に寄与すること
  • 診療、研究、教育の際のRUSIの使用を促進するため、現在および将来の国際的意見を合わせ、明らかにすることを行う
  • 国際的な共同研究を発展させること
  • 軍事体制医療システムの中でRUSIを実行するためのモデルを作る 
  • 将来の適応を探索する

6カ国の代表(オーストラリア、カナダ、イギリス、アイルランドノルウェーアメリカ)と13大学(カーティン工科大学、ノルウェー科学技術大学、マルケット大学、レジス大学、トリニティカレッジダブリン、米国陸軍バイラー大学、ベルゲン大学、エバンスビル大学、ケンタッキー大学、サウスハンプトン大学、クイーンズランド大学、ユタ大学、バーモント大学)を代表代理とした。参加者の中にはJournal of Orthopaedic & Sports Physical Therapyの編集長であるDr Guy Simoneauと米国整形外科および徒手理学療法士学会のTim Flynn博士が出席していました。参加者とプレゼンターのリストには、ジョン・チャイルズ博士、ジム・エリオット博士、ティモシー・フリン博士、ジュリー・フリッツ博士、ノーマン・ギル博士、ハルディス・ハウグ・ダール博士、シャロン・ヘンリー博士、カイル・キーゼル氏、ジュリー・ハイズ博士、ポール・ホッジス博士、博士エレーヌ・ランジュバン、ガイ・シモーノー博士、マリア・ストークス博士、デイドレ・テイヘン博士、ジュディス・トンプソン博士、ジュリー・ホイットマン博士、ジャッキー・ウィテカー博士。シンポジウムの主催者は、Deydre Teyhen博士、Kyle Kiesel氏、Jackie Whittaker博士、およびNorman Gill博士でした。

シンポジウムでは以下を議論した。

  • リハビリテーションにおける超音波画像検査の役割
  • 専門的、政治的、倫理的、および法的問題
  • 臨床応用
  • 骨盤底筋のRUSI
  • 外側腹筋のRUSI
  • 後部傍脊椎筋のRUSI
  • 他の筋肉のRUSI
  • テクノロジーとテクニック

演者の要約を提供する。その上、各々の主題、既知のもの、未知のもの、今後の方向性と優先事項、技術の最良の臨床応用について説明する委員会を設立しました。

理学療法の分野で手助けになる手段となる“RUSI国際的ステートメント”を満場一致で明確にすることがシンポジウムのアウトカムの1つでした。その上、超音波画像診断装置の分野より大きくRUSIを合わせられるように視覚的表現で提示することを図を発表した(図)

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RUSIの立ち位置

共同声明の追記:RUSIは理学療法士によって身体的作業課題と運動中に関連する軟部組織や筋の形態や機能を評価する手段です。RUSIは神経筋機能の改善で治療介入のターゲットを決める手助けに使用します。これには臨床結果を改善させるために、患者と理学療法士にフィードバックを提供することが含まれています。その上、RUSIは基礎的に、応用的に、臨床のリハビリ研究に、診察結果の通知に使用されます。現在、国際社会はWFUMB(世界超音波医学学術連合大会)と共同して教育が発展すること、安全なガイドラインを開発しています。2006年5月10日。臨床上の解説を要約した声明はワーキンググループが2007年に発表することを目標としています。その上、特に共同研究を強化し、RUSIの実施に関して国際的な理学療法コミュニティを運営するために将来の国際会議を開催させることがグループの意図です。

《参考資料》

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