TKA3ヶ月後と12ヶ月後の機能のための術前機能の限られた予測値
Limited predictive value of pre-surgical level of functioning for functioning at 3 and 12 months after TKA
Knee Surgery, Sports Traumatology, Arthroscopy
May 2019, Volume 27, Issue 5, pp 1651–1657
目的
T K AはO A患者の苦痛や膝機能の改善,痛み軽減のための費用対効果の高い選択肢です。しかし患者の間で異なる結果もあります。
この研究では3-12ヶ月の機能レベルの術前的中率を調査した。
方法
この研究は12ヶ月のフォローアップを行う前向き発端コホート研究である。
T K Aを受ける予定の150名の患者にI C Fにて術前に評価を行った。
K S S,W O M A C,S F12,P S F S,R O M,大腿四頭筋,ハムストリングスの筋力,
主要評価項目は術後3ヶ月と12ヶ月のW O M A C。
結果
術前のS F12での身体的,精神的機能とW O M A Cの拘縮程度と機能レベルは3ヶ月後の機能レベルの23%を示した。
術前のK S Sでの膝機能とW O M A Cの機能評価は術後12ヶ月の機能レベルの16%を示した。
結論
この研究結果は術前の良好な機能,膝拘縮の軽減,身体的・精神的機能の改善により術後3ヶ月の良好な機能が予測されることを示した。この効果は12ヶ月後ではそこまで顕著ではない。
この研究は個々の患者を比較したい医療提供者のベンチマークデータを提供するために臨床的に重要である。